肥育についてHOME > 肥育について弊社独自の配合飼料についてミクストロンという濃厚飼料と粗飼料を混ぜる機械です。弊社では4台を使って餌を作っています。 中身が入ってない時はこのようになっています。 このバルク車で業者へ濃厚飼料を取りに行きます。濃厚飼料は弊社で肥育している牛に合うよう、先代から試行錯誤され導き出された独自の配合で作ってもらうよう業者へお願いしています。 藁などの粗飼料を入れます。 ビタミン剤など添加剤を材料すべて入れたら混ぜます。 粗飼料と添加剤が十分に混ざったらバルク車で濃厚飼料を入れます。ここで粗飼料と濃厚飼料が混ざります。 粗飼料と濃厚飼料を一定時間混ぜたら飼料が完成します。 牛の餌について、飼料屋さんから購入したものを直接入れているイメージを持たれる方が多いと思います。弊社では、先代から弊社で飼養している牛に合った餌になる様配合を考え、飼料屋さんにお願いし、弊社オリジナルの餌を作ってもらいます。牛の月齢により配合を変えてもらい、かつ弊社でも気候等考慮し、藁など追加で配合して、機械で混ぜてからその牛に合った餌を与えています。 給餌(餌入れ)の手動→半自動→全自動化へ向けた取り組み餌を与えることを給餌と言いますが、多くの方のイメージがスコップを持って一輪車で一杯ずつすくって与えていることと思います。弊社では、フォークリフトに専用の給餌器をつけて適正な量を入れることに取り組み、従業員の負担を減らし、牛が安定した量を食べれるよう努めております。尚、全自動で給餌するシステムの導入も検討しています。 IOT化を進め、牛の心を読み解きます。このベルトを牛の首周りに巻きます。ベルトに付いている黒い筐体がセンサーになります。 1日の牛の行動(採食・飲水・反芻など)をデータ化し、見える化されて、その牛個体の現在の健康状態把握に努めます。 週や月での牛の行動がグラフ化されます。牛個体の行動の推移がみれるので、病気の予防ができます。 サーモグラフィーです。牛群での異常個体の発見や、熱中症の発見等に活用します。 横から見たらこんな感じです。サーモ画像だけでなく、可視画像も保存しておくことができます。 牛の体温が一目で分かります。環境の影響ではない体温異常を、他の牛と比較することができます。牛は話せない分見て気づくことが大切です。 牛にも安心を与え、防犯対策もばっちりです。各牛舎に2台~4台のカメラを設置し、牛が倒れた時や行動がおかしい時にいち早く対応できるようしております。また、上記IOT化での牛のセンサーで起立困難牛も警告が出るようなっており、外出先や事務所でもいち早く確認できるようしております。 牛の削蹄(爪切り)について削蹄の機械です。牛を固定し、足を上げることができるこちらの機械は全国で数台しかありません。牛も暴れることなく従業員も安心して削蹄することができます。また、暴れる牛を治療する際もこちらの機械に牛を入れたら円滑に治療ができ、働きやすく、牛も安心して生活できるよう環境整備に取り組んでおります。 削蹄の様子です。牛の体を浮かせ足を固定し、専用の刃を取り付けたグラインダーで蹄を削ります。従来の削蹄方法と違い、前かがみにならずに作業できるので、体への負担も少なくなります。 足を怪我した牛に治療して包帯を巻いている様子です。従来ならば、痛みで暴れることもあり危険も伴いますが、固定されているので安心して治療することができます。 床替え(牛床交換)について牛舎の清潔を保ち牛が快適に生活できるよう床替えをします。弊社では、タイヤショベルで床替えを行っております。 落とし口へ堆肥を運んでいます。弊社では、従業員になるべく負担がかからない取り組みを心掛けており、牛舎の横や牛舎の近くに堆肥舎を設置し、堆肥移動の作業が負担にならないよう取り組んでおります。 落とし口です。ここの牛舎は堆肥舎を牛舎間地下に備えており、床替え時に堆肥移動の必要がありません。移動の時間がない分、より牛を見て些細な変化に気づけるよう努めております。 堆肥がすべて出され、空になりました。これからオガクズを敷いて行きます。 オカクズです。 タイヤショベルですくって・・・ 敷いていきます。 敷かれていきます・・・ 気持ち良さそうに休んでいます。